1.経営の方向性及びデジタル技術等の活用の方向性

1-①.デジタル技術が社会や自社の競争環境に及ぼす影響について

日本でセールスフォースをはじめとしたクラウドコンピューティングが注目されだした2008年頃から弊社はクラウド事業に参入している。
企業のCRM(顧客接点業務)の専門コンサルティング会社として、人と人とのつながりが増え、世の中がご縁で満たされるように、私達がそんな社会の醸成に貢献できるようにという思いの下、2019年1月に独立・分社化しスタートした会社である。
当初デジタルトランスフォーメーション(DX)は大企業を始め一部の先進的企業の取組とされてきたが、コロナ渦を契機に急速に国内企業に広がり、デジタル技術によって企業だけではなく人々の生活のあらゆる面に変革がもたらされた。
弊社が展開するCRMコンサルティングも、DXを実現する取組として注目を浴びており、様々な業種を問わず、業務・ITすべての領域において総合的なコンサルティングサービスを提供する弊社はDXの担い手となっている。

 

1-②.経営ビジョンやビジネスモデル

弊社が提供するCRMコンサルティングは、単に業務をデジタル化することではなく、デジタル技術を用いて顧客についてどう考え、顧客とどう関わるかという顧客との関わり方を具現化するものである。
弊社は長年のCRMコンサルティング経験を活かし、積極的にデジタル技術等の活用を図り、顧客との関わり方を具現化する新たなビジネスモデルの構築に取り組む所存である。

 

2.経営およびデジタル技術等の活用の具体的な方策(戦略の決定)
DX推進チームを立ち上げ、新たな付加価値を提供できるようなさらなる新事業の開発にも注力していく。そして新事業の開発と並行して、継続的なイノベーションを実現するために、技術力強化への投資を積極的に行い、デジタル技術の浸透を担う企業となる。

 

3.戦略を効率的に進めるための体制の提示
上記戦略を推し進めるために、代表取締役指揮のもとDX推進チームを立ち上げ、社を上げてデジタル技術を活用した業務遂行を目指す。
 ・最高情報責任者:代表取締役社長 青野 晴成
 ・担当部門:DX推進チーム